レコード鑑賞 Ric Tic/1222006年03月17日

The Fantastic Four / The Whole World Is A Stage c/w Ain't Love Wonderful (Ric Tic/122)

レーベル・デザインが変わりました。赤い方ではJ.J. バーンズが枚数多いですが、こちらの青いレーベルでは、このファンタスティック・フォーのイメージが強いです。このグループでかなりの枚数をリリースしているかと思いますが、2、3枚珍しいものを除いて、レコード店でよく見かけるものばかり。ダブりを恐れてあんまり手を出してないのですが(2種類しか持ってません)、それでもダブり1枚あり。情けない限りです。もちろんレア盤ではございませんが、内容は悪くない、というか、クオリティーの高いソウル・ミュージックを聴かせてくれます。

'The Whole World Is A Stage' (R.Savoy, A.Hamilton,E.Wingate作、Al Kent & E.Wingateプロデュース)は、スロー〜ミッド・テンポのナンバー。ゆったりとした曲調のなかにもベースを中心にグルーヴ感あるリズムを生み出しており、乾いた声質のリードと柔らかいコーラスとのヴォーカル・ワークも質の高さを感じさせるもの。とても心地よいサウンドです。

'Ain't Love Wonderful' (A.Hamilton,E.Wingate,H.Weems作、Kent,Wingate,Weemsプロデュース) は、ミッド〜アップ・テンポのナンバー。ギターの音色、リズムの取り方などにインヴィクタスのそれと類似性があり、70年代サウンドに近づいている印象を強く受けます。