大琳派展2008年11月03日

大琳派展

今日は文化の日。折角の祝日、文化的な生活を送らねば、と上野の国立博物館で催されている「大琳派展」に行って参りました。

正午前に行って、入館制限がありましたが、長く待つこともなく10分待ち程度で、思ったよりも待たずにすんなり入れました。

本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一、小林其一の代表作がズラリ、てんこもり。これでもか、と作品がならんでいます。宗達、光琳、抱一、其一の「風神雷神図」が一同に会して展示されているのは圧巻でもありますし、この作品展のハイライトでしょう。中では宗達の今にも動き出しそうなオリジナル版が好きかな、なんて感想いえるのも、見比べることができるから。こんな展示は二度とないのだろうな。

切手の国宝シリーズで憶えた光悦の「舟橋蒔絵硯箱」など、硯箱、陶芸、着物などの工芸品も展示。光悦の茶碗の緊張感溢れる様は素晴らしく、個人的にはハイライト。単に陶芸好きなのかもしれませんが。

琳派なんて、正直そんな思い入れもなく、中では宗達、光悦の琳派の中では枯れた感じが好きかな、くらいの知識しかなかったのですが、ホンモノを使った講義のようなこの展覧会は琳派の流れを五感で感じることが出来るもので、少しでも興味があるのなら是非お薦めしたい展覧会です。

結局4時間鑑賞してましたが、もう少し、ゆっくり眺めて回りたいなと思いました。

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