Soul本舗2006年05月29日

 昨日は月一イヴェントのソウル本舗に行って来ました。アングロサクソン系外国人の方々も大勢入って来たりして、新宿の小滝橋通り沿いにあるお店( =Rock In Current)とは思えない雰囲気でブラック・ミュージックを楽しめました。

 お客さんがたくさん入って来る前に少しレコードを回したりもしました。ここのお店の音響システムは60年代のレコードも音が潰れずにちゃんと鳴るので、私のような60年代のサウンドが好きなものにとっては、とても有り難いです。で、こんなのを回して楽しみました。

Mill Evans / When I'm Ready (Tou-Sea)
Willie Tee / First Taste Of Heart (Gatur)
Towana & The Total Destruction / Where Your Natural, Baby (Romark)
Jeanette Harper / To Be Loved (20th Century)
Marve Lee / Old And Grey (Rugby)
Eddie Billps & The C.C.C.'s / Shake Off That Dream (Garpax)
The Determinations / You Can't Hold On To Love (Important)
Doni Burdick / Bari Track (Sound Impression)
The Dramatics / All Because Of You (Sport)
Martha Star / Love Is The Only Solution (Thelma)
The RIvieras / You Counter Feit Girl (Riley's)
Joe Matthews / She's My Beauty Queen (Thelma)
September Jones / No More Love (Kapp)
Bob & Fred / I'll Be On My Way (Big Mack)

 あと時間調整で何枚か回しましたが、蛇足になるので割愛します。カウンター脇のDJブースでビール飲みながら、充実したシステムでこれらのレコードを鑑賞するのは悪くないですね。

レコード鑑賞 Sport/1012006年05月31日

The Dramatics / All Because Of You c/w If You Haven't Got Love (Sport/1001)

'All Because Of You' は、28日のSoul本舗でも回した、アップ・テンポのダンス・ナンバー。サックス・ブロウ、歪んだ声質のリード(素晴らしい歌いっぷり)、ドラムの叩き出すビート、それぞれが、とても抜けが良く、スピーカーから迫って来ます。メロディーも高揚感があり、聴いていてとにかく気持ち良くなるナンバーです。

'If You Haven't Got Love' も、'All~' に負けない素晴らしいナンバー。スロー〜ミッド・テンポで、メロディーも打って変わって叙情的。リードも異なりますが、こちらの青臭いリード・ヴォーカルも重量級のデトロイト・サウンドを正に引っ張っているような、力強く且つ瑞々しいもの。暖かみのあるコーラス・ワークも秀逸。エレガントなピアノはジョー・ハンターの演奏でしょうか? 大好きなレイト60’sデトロイト・ナンバー。シミる。私の場合、家ではコチラのナンバーを聴く方が多いです。この曲、同じレーベルでMasterkeysもリリースしていますが、ドラマチックスよりリードが強烈でない分、コーラス・ワークでカヴァーしている印象があります。

両面共にS, Barns, A. Williams作、Herbie Williams & Joe Hunterアレンジ。