塩化ビニール汚染地帯を往く2006年01月18日

今年最初の海外ディーラーからの買い物。

Cody Black / Mr. Blue c/w You Must Be In Love (D-Town/1057)

ディープ、ノーザンどちらのソウル・ファンにも名の知れたデトロイトのコディー・ブラックの数ある中の1枚。この盤に限らず彼はどのレコードでもそのソウルフルな喉を披露してくれていますが、このレコードは表裏ともに曲、バックも素晴らしい3拍子揃ったレコード。ついでに言えばレアリティもそれなりにあるかと思われます。 特に'Mr. Blue'のそのストイックかつタイトな8ビートのドラム・プレイは、この年代では他で聴けないものではないか? とさえ思えてきます。例えるなら高橋幸宏みたいなジャストなプレイなんですよね。レコード番号からすると66、67年頃のリリースと思われますが、どうしてこんなレコードが生まれたのかと思い巡らしてしまう時代を全く感じさせないサウンドです。