レコード鑑賞 J City/2252007年09月27日

J-City/225

Jimmy Briscoe & The Little Beavers / Together, Together(We'll Find The Way) c/w (Orcestration) Featuring Al Wagner & His Phiramonic Strings / (Theme From)Together, Together(We'll Find The Way) (J-City/225)

'Together, Together(We'll Find The Way)' はスロー・テンポのナンバー。雷雨や鳥の鳴き声のSEが入るピアノ・ソロのイントロからドラマチックに展開していき、ミュージカル・ナンバーのような趣があります。70年代前後、ロックはプログレやオペラ形式の大作が作られたり、ソウルでもニュー・ソウル運動などの中からストーリー性のあるアルバム、曲が多く作られた時代がありましたが、そういったシーンの中から生み出されたナンバーなのではないかと思います。そう言えば、勿体ぶったタメの効いたリズム隊なんて、まるでピンク・フロイドのニック・メイスンとロジャー・ウォータースのコンビのプレイのようですね。テンポと高音のリード・ヴォーカルの為、スイート・ソウルにカテゴライズされてしまうキライはあるでしょうが、時代性などを考慮しながら聴けば違った価値観から改めて評価できるのではないかと思ったりします。

裏は表のインストです。

両面共にPaul L. Kyser作、アレンジ、Kyser & Vetriプロデュース。

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