mottainai blog

先週の日曜日、何年振りかで私のノーザン・ソウル収集の師匠と仰ぐ方と会い、一緒にソウル・イヴェント＝ソウル本舗に行ったのですが、その前にお茶の水で待ち合わせしてレコード屋を廻りました。

お茶の水ユニオン・ソウル／ブルース館にて

The Four Puzzles / Especially For You Baby c/w Right Or Wrong (Fat Back/215)

ニューヨークのレーベルからの１枚。これは持っていると思っていたのですが、探しても出てこないので捕獲。'Especially For You Baby' は、ズンドコなミッド・テンポのナンバー。ヴォーカル・ワークはディープ。シミる。このレーベルでPuzzlesというグループ名でもレコードがリリースされていますがそちらは両面アップテンポでやはり好盤ですね。

この後ザッツにも寄りましたが、私は購入せず。そして新宿で催されていたソウル本舗に行きました。途中抜けてご飯を食したのですが、その時パーフェクト・サークルに寄って

Al Wilson / Now I Know What Love Is c/w Do What You Gotta Do (Soul City/761)

を購入。この盤は、師匠に多分私の好みと言われ、お店で試聴して、まあまあの内容かなと思ったくらいだったのですが、'Now I Know What Love Is' のウィリー・ハッチ作のナンバーは家に帰って聴いてみると、一聴すると、ありがちなモータウン・イミテーションのサウンドも、独特の憂いのあるメロディー、何処となく感じるサッドネスに、心奪われてしましました。お店で試聴して気に入って自宅で聴くと大したことなかったというのは、多々ありますが、その逆パターンというのは珍しいです。因に裏はジム・ウェッブ作のナンバーでSSWファンにもアピールする内容となっております。

画像はソウル本舗の催されているバーの貼り紙から。ウィークデーはこんなサービスもやってたんですね。

ユニオン新宿ソウル／ブルース館にて

連日お手頃価格のレコードを大量放出ということで、懐寂しい私もお店に久々に足を運び、木、金曜日と二日間通って、お手頃価格のレコードを３枚購入しました。結局、無難な（？）デトロイトものばかり。

The LPT's / Long, Cool Summer c/w Mo Soul (Mary Jane/1004P)

R＆Bスタイルで、取りあえずデトロイト・ビートを楽しめます。裏はインスト。

Dee Edwards / You Say You Love Me (And Need Me) c/w Tired Of Staying Home (Tuba/1706)

ディープなヴォーカルは、おやすみ前にちょうど良い感じ。ソコソコ珍しいのではないでしょうか？

The Precisions / Never Let Her Go c/w A Place (Drew/1005)

両面ともブリッジス、ナイト＆イートン作、プロデュース。'Never Let Her Go'　は、ナイス、スロー〜ミッド・テンポ。'A Place' はエドワード・ハミルトンの「ベイビー・ドンチュー・ウィープ」そっくりですが、最後、大団円を迎えたところで、ガス欠したバイクのように、リズムが妙な調子に。