塩化ビニール汚染地帯を往く ― 2008年02月09日
半年振りにヤフオクにて
Harold Melvin & The Blue Notes / What Can A Man Do c/w Go Away (Arctic/135)
Soul Exotics / Baby It's True c/w Darlin' (Terri/5001)
ともにフィリー。
半年振りにユニオン新宿ソウル/ブルース館にて
The LTG Exchange / You'll Never Learn (About Me) c/w Huddle (BIg Tree/16076)
soul本舗のブログに掲載されていて、改めてホチくなったジェリー・ロス・プロダクションもの。某UKディーラーの25分の1の価格。そんな訳で儲かったと勘違いした私は売れ残っていたと思しき
Vee Gees / Talkin c/w same inst (Jump Off/2002)
も購入。確かにコンディション、価格に難ありで売れ残っていたのも頷けます。20%オフで、プレイ・コンディションは見た目ほど悪くなかったので思い切りました。
関連画像がないので、寒い日はラーメンということで載せておきます。
レコード鑑賞 Date/2-1615 ― 2008年02月10日
The Glories / I Worship You Baby c/w Don't Dial My Number (Date/2-1615)
週末、ユニオン新宿ソウル/ブルース館を訪れたとき、グローリーズのCDが平積みされていました。シングルを集めた再発盤ですが、これ確か2、3年前にリリースされていた筈で、グローリーズというかリードのフランキー・ギアリング人気を再認識されられました。そんな訳で手持ちの中の1枚を聴いてみた次第です。
'I Worship You Baby' は、アップ・テンポのダンス・ナンバー。ガール・ポップ然としたコーラス・ワーク、そして軽快かつ重心の低いビートを生み出すバック。フランキー嬢のヴォーカルを味わうというよりは、素直に60年代ガール・ダンス・ナンバーとして楽しむべき内容。
’Don't Dial My Number’ はスロー・テンポのナンバー。こちらはフランキー嬢の歌声をじっくり味わえます。
レコード鑑賞 Oliver/2002 ― 2008年02月11日
The Steinways / You've Been Leadin' Me On c/w My Heart's Not In It Anymore (Babe, Babe, Babe) (Oliver/2002)
フランキー・ギアリングが、グローリーズより前に在籍していたスタインウェイズのレコード。
'You've Been Leadin' Me On' (Bob Rand作、Denny Randellアレンジ)は、ギャロップで駆け抜ける競走馬の蹄の音のようなバックのビートと、フランキー嬢のディープかつリズム感あるヴォーカルの追い比べのような内容。'My Heart's Not In It Anymore' (Sandy Linzer, Denny Randell作、Charles Calleroアレンジ)は、ミッド〜アップ・テンポの3連のナンバー。男性とデュオで歌ってます。曲は単調極まりないのですが、ヴォーカル、バックの力量がその分浮かび上がって聴こえてきます。
フランキー・ギアリングの魅力を堪能出来る表裏。彼女のファンならマストの1枚ではないでしょうか。
レコード鑑賞 Hi/5N-2312 ― 2008年02月16日
Quiet Elegance / After You c/w Something That You Got (Sho Nuff Makes Me Hot) (Hi/5N-2312)
フランキー・ギアリングのパフォーマンスが聴けるレコードの中で、日本では最もポピュラーと思われる1枚。
'After You' は、ハイ・レーベルでありながらハイ録音ではないことは知られていますが、初めて聴いた時も今も私にはカントリー・ソングに聴こえます。しかし、フランキー・ギアリングのソウルフルこの上ない歌声は、そんなことは瑣末に思わせる圧倒的パフォーマンス。
裏はディスコ・ナンバー。両面共Dan Greerプロデュース。76年リリース。
3枚続けてフランキー・ギアリング在籍のグループのレコード鑑賞をしましたが、私にとってはそれぞれのグループ、レーベルでのベストなものを紹介したつもりです。ハイ・レーベルなんかは甲乙つけ難いレコードが複数あるので、好みが分かれそうですね。
ALZHEIMER ― 2008年02月17日
ソウル・イヴェント=アルツハイマーに行って来ました。
場所はいつもの早稲田のキャピターノ。この日は早大の受験と重なった為、受験帰りの学生が歩道を埋め尽くしてやって来るのを文字通りかき分けて進んで行きましたが、久々に人の多さに酔いました。
滞在時間は2、3時間でしたが、色んなソウルの7インチを聴くことができました。saruのアウト・オブ・サイツの珍しい盤、dynamoのラリー・クリントン、dotのイヴォンヌ・ヴォーン、、、コンピレーションCDで聴いても内容の素晴らしさは分かるレコードも、やっぱり、ホンモノの7インチで聴く音の迫力は違うことを改めて実感しました。ラリー・クリントンの張りのあるヴォーカルのサウンドは凄すぎます。レアリティーも半端じゃないですが。正に夢のレコードですね。
画像はイヴェントに行く前に寄った、早稲田のタイ料理ティーヌンのグリーン・カレー。あまり辛くなくマイルドで食し易い一品。
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