レコード鑑賞 kyser/2122bootleg2007年11月11日

kyser/2122bootleg

Robby Lawson / Burning Sensation c/w I Have Searched (Kyser/2122Bootleg)

ブートですし、ここに載せようか載せまいかと迷いましたが、ポール・カイザーのレコードを語る上では、欠かせないものなので、敢えて載せてみました。

'Burning Sensation' は、スーパーレイティヴスの所でも触れましたが、有無を言わせない凄みのあるダンス・ナンバー。ルート弾きのベースラインなんて重戦車並み。そんなバックに負けない甲高いリードも凄い。兎に角凄い。としか言いようの無い内容です。

そして、'I Have Searched'。これがまた、凄いバラード・ナンバー。きっちり3連のビートを叩き出すリズム、その後のポール・カイザーの作品にも多用されるヴィヴラフォンなどが、クールなサウンドを演出する中、裏声と地声を使うリードが、素晴らしい歌声を聴かせてくれます。コーラスも素晴らしい。バラード・ファンにとっては悶絶するんじゃないかと思われる内容。これを聴くと残念ながらJシティー時代の作品が色褪せてしまいます。Jシティー時代の作品は悪い訳ではありません。こっちの内容が良過ぎなのです。

ブートですが、’I Have Searched’の方は音に不満はないです。

画像は当然ブートのもの。ネットで探せばオリジナルのレーベルコピーも拾えますので、それを掲載するなんてことも可能ですが、そんな嘘つきで恥さらしなことは出来ませんので、悪しからず。まあ、ブートを本物と間違えて買ってしまう予防には役立つかな、と苦しい言い訳の大義名分を書き残して、このブートの紹介を終わらせて頂きます。

健康食 穴子天せいろ/ほそ川2007年11月14日

ほそ川/せいろ

新蕎麦の季節です。

両国のほそ川で、新蕎麦を食しました。やっぱり新蕎麦は香り、味が格別ですね。とても美味しゅう頂きました。

蕎麦は、茨城産と北海道産のものがあり、両方共せいろで頂きました。茨城産に比べ、北海道産はジネンショを想起させる、野趣溢れるものに感じましたが、それぞれの味を楽しめました。

季節のものを食すのは、何となく特別で幸せな気持ちにさせてくれます。ささやかなイヴェントって感じでイイですね。

健康食 穴子天せいろ/ほそ川2007年11月14日

ほそ川/天せいろ

天ぷらの画像も。

揚げたてが音を立てながら具されたので、写真を撮るのを忘れて、穴子のシッポの方を思わずパクリと頂きました。ここでは、何度か穴子の天ぷらを頂いておりますが、今回食したものは、ホクホクで、良い意味で穴子臭さがあり、今迄で一番美味く感じました。その他、シメジの天ぷらも、「味シメジ」という言葉通りの濃厚な味でした。

エチオピア人2007年11月22日

エチオピアのビーフカリー

会社帰りに秋葉原の煎餅屋さん=柏屋で、煎餅とおかきを買った後、茶店で先輩と四方山話をして店を出て別れ、お茶の水のエチオピアに久々に寄ったら、知り合いにばったり会いました。ここの店で知り合いにばったり会うことはこれが初めてではなく、何度目かのことなのですが、こう重なると単なる偶然とも言えなくなります。ライフスタイル、ライフステージ、嗜好性などで分析すると、かなり近いカテゴリーに分類されるのではないかと。そんなこと会った相手に言ったら、嫌がられるかもしれませんが。取りあえずは「エチオピア・カリー人」にカテゴライズされる同族であることには異論はないでしょう。

レコード鑑賞 Carnival/5602007年11月24日

Carnival/560

先週の日曜日、Soul本舗メンバーのthemさんがやってるインターネット・ラジオで、フレディー・エンパイヤーのココナット盤が流れてました。かつてはイヴェントでよく回っていた70年代のレコードで、懐かしく感じると共に改めていいレコードだなあと思いました。そんな訳で、ニュージャージー産の70年代のレコードで、ソウル・イヴェントでのクラシック・ナンバーは、なんだろうと考えて真っ先に思い出したのが、、

The Pretenders / I Call It Love c/w It's Everything About You (That I Love) (Carnival/560)

の 'I Call It Love'。ミディアム・テンポのナンバーで、キャッチーなベースのリフとそれに纏わり付くようなギター、そしてハイハットの使い方が面白いドラムと割とシンプルなバックが有機的に絡んで、独特のグルーヴを作り出し、暖かみのあるリード&コーラスの掛け合いが素晴らしいヴォーカル・ワークと相成って、非の打ち所の無いサウンドを生み出しています。この曲が嫌いなソウル・ファンはいないのではと思わせる、いい意味での万人受けするナンバーだと思います。

裏の'It's Everything About You (That I Love)' も表に似ていますが、ややテンポ・アップしており、全体的にパーカッシヴなサウンドになっております。

表裏ともE. Bivins - J. Evans作、Joe Evansプロデュース。

そう言えば、25日はソウル本舗の日。何でもDJ池田氏のお別れ会ということらしいので、所縁のある方、無い方も是非足を運んでその勇姿を見送りましょう。